作品を完成させたこと自体を褒める
まずは、漫画を完成させたこと自体を
褒めましょう。
選外や、成績が下がってしまうと
どうしてもその事実に目が行きがちです。
しかし、本来
「漫画を一本仕上げて賞に応募した」
というのは
ものすごく素晴らしい事なのです。
沢山の工程の中で
自分の力不足に嫌気がさしながらも
突き進んで作品を完成させたのです。
たとえ、
思わしくない結果だったとしても
漫画を仕上げて
賞に応募したこと自体は
褒められるべきことなのです。
なので、精いっぱい
自分をたたえてあげましょう。
感じたことをそのまま書き出す
漫画が選外
または成績が下がってしまったら
なんとも言えない
感情におそわれますよね。
その気持ち、否定しないで
思うまま紙に書き出してください。
くやしい
かなしい
なさけない
ふがいない
どんな醜い感情でも大丈夫です。
気が済むまで
とことん気持ちを吐き出してください。
自覚し、発散することで
次も頑張る気力がわいてきますよ。
大切なのは、
自分の気持ちをごまかさないことです。
たとえ、黒い感情が生まれてしまっても
それを自覚し
受け止めることに意味があります。
ここで湧き出る感情は
それくらい頑張った証拠です。
次に進むためにも
思う存分
自分の気持ちと向き合ってくださいね。
結果はあくまで結果だと認識する
結果がダメだと、
全てが終わった気になりますが
はたしてそれは
正しい評価なのでしょうか?
「プロの編集が採点してるんだから
当たり前でしょ」
そう思うかもしれません。
でも
その作品があなたの全てでは
ないですよね?
たまたま、
題材が合わなかったのかもしれない
投稿した回が、
周りのレベルが高かったのかもしれない
(かねあいで、
順位が変動する事もあるようです)
もっと言ってしまえば
そもそもあなたに
その雑誌が
合わなかったのかもしれない
そう考えると、
気が楽になりませんか?
結果はあくまでも
誰かが決めた
モノサシでしかありません。
あなたの作品に
価値がないわけでも
あなた自身が
否定されたわけでもないのです。
なので、
また新しい作品を描きましょう。
自分の強みを探し
磨きましょう。
それでも目が出なかったら
自分と相性のよい雑誌や担当さんを
持ち込みで探してみてください。
そのための基準の一つとなるのが
「結果」だと
覚えておきましょう。
それでもダメな時の対処法
いろいろ試してみたけれど
どうしてもひきずってしまう…
そんな時は
割り切りましょう。
そういうものなんだ、と
否定も肯定もせず
気にしないことにします。
モヤモヤした時は
「そういうものだから仕方ない」
「今回はそういう運命だったんだ」
と考えるクセをつけます。
それでもダメな時は
また新しい漫画を描きましょう。
今回の結果に対しては、
もう何も考えなくていいです。
思い出しそうになった時は
次の作品の
ストーリーを練って下さい。
これでもウジウジ
考えてしまうようならば
漫画家は向いてませんので諦めましょう。
担当さんがついたり
プロデビューをしたら
これより数百倍ツライことも
経験します。
今のうちに気づけて良かったと感謝して
他のことに打ち込みましょう。
まとめ
いかがでしたか?
結果がよくなかった場合の対処法
まとめはこちらになります。
・作品を完成させたこと自体を褒める
・自分の気持ちを正直に吐き出す
・結果はあくまでも一つの参考にする
・それでもダメな時は割り切る
なにごとも
成果が出るまでには時間がかかります。
管理人も数年間、選外の時代が続いて
凹みそうになりましたが
諦めずに続けていたら
いつか必ず受賞できます。
なので、
1度や2度の結果にへこたれず
がんばって漫画を
描き続けて下さいね。