はじめに
「漫画のネタが無くて困ってる」
こんな言葉を
きいたことはありませんか?
最初に言っておくと、
漫画のネタが無いなんて事は
ありえません。
何気ない日常に見えても
必ずどこかに
話のネタはひそんでいます。
では、なぜ
ネタが無い
なんて思ってしまうのか?
それは
あなた自身に何らかのフィルターが
かかっているコトが原因です。
たとえば
・普段の日常では面白いネタが無い
という固定概念
・そのまま見るだけで
「これをどう使ったら面白くなるか」と
考えたことがない頭
・必死にネタを探してるフリをして
実際は休んでいたいと思う怠け心
などがあげられます。
要するに、
モノの見方や考え方次第なのです。
今から具体的な
ネタ探しの方法をおつたえしますが
頭のはしっこに
「漫画のネタは
どこにでも転がっている」
ということを
置いておいてくださいね。
①他の作品から刺激をうける
一番王道の
ネタを探す方法です。
映画や小説、ドラマなど
漫画に限らず
あらゆる「物語」に
ふれるとよいでしょう。
これは余談ですが、
他の漫画を参考にすると
どうしても似てしまう所が出てきたり
ありがちなパターンになってしまう事が
多いようです。
プロの漫画家さんは、
ベタなストーリーでも
自分の個性を出し、読者を楽しませる
という技術が
ケタ違いに高いです。
ですが、
デビューさえできていない人が
その作品から
強い影響をうけてしまうと
「表面上だけまねた劣化コピー」
になってしまう確率が高いです。
そういった理由もあり、
編集部の方からは
漫画以外の
「映画」や「小説」から
インプットする事を
オススメされました。
もちろん、
活字が苦手という人もいますので
自分に合った方法で
新しい情報を取り入れて下さいね。
②気分転換をする
2つ目は、
気分転換をする方法です。
これは先ほどの
インプット型とは違い
煮詰まっている時に
オススメしたい技となっています。
色んな情報を取り入れたけど、
結局何が描きたいのか分からないし
どれを選べば面白い漫画になるの??
という状況の人が
当てはまります。
この場合は、自分の考えが
忙しさや焦りで
グチャグチャになっているので
気分転換し
リラックスすることで
ひらめきやアイディアが
思いつくようになるでしょう。
具体的な方法としては
・睡眠をたっぷりとる
・普段より上質なおいしい料理を食べる
・お風呂にゆっくりつかる
・漫画と関係ない趣味を楽しむ
・好きな漫画を楽しく読む(※)
※ここで大事なのは①とは違い
研究の為ではなく
気分転換の為によむということです。
先ほども書きましたが、
このタイプの方は
インプットが足りないのではなく
目いっぱいで
描きたいモノが分からなくなってます。
なので、
罪悪感を感じることなく
心の休養をイメージして
休んでくださいね。
③好きだったものを思い出す
3つ目は
昔好きだったものを思い出す
という方法です。
これまでの記事に書いた
インプットや
気分転換をしてもなお
自分が何を描きたいのか分からない
という方へ
オススメの方法です。
あなたが小さい時に
好きだったモノはなんですか?
- 好きな人
- 好きな遊び
- 好きな食べ物
- 好きな遊び
- 好きな色
- 好きな授業
- 好きな本
これらを考え、思い出し
自分の言葉で
メモ帳にまとめてみましょう。
そこから、ワードを組み合わせ
「例えば…」で
好きなように妄想していきます。
どうですか?
ちょっと楽しくなってきませんか?
ネタというのは
あなたが好きなモノであればあるほど
輝きます。
話を考える時
自分が楽しいと感じるものは
ネタとして最強の題材なんです。
煮詰まってしまった時は
一度、初心にかえり
楽しい気持ちを
思い出してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
基本的なネタの見つけ方を
3つにわけて解説しました。
今までの項目をまとめると
①映画や小説などから
新しい情報を取り入れ参考にする
②インプットが終わったら、
気分転換しながら
ひらめきやアイディアを考える
③それでも思い浮かばない時は
昔好きだったものをノートに書き出し
そこから使えるネタはないか考える
この手順で進めば
「ネタに困る」
という状況のほとんどは
解決できるでしょう。
今後は、
アイディア発想法や
キーワードをかけ合わせて
作る方法など
もう少し深く、具体的な方法も
お教えするつもりです。
反響、反応を参考にして
少しずつ執筆していきますので
楽しみにお待ちくださいね。