こんな悩みを解決します
「顔は描けるけど身体はニガテ」
「デッサン以外のコツが知りたい!」
「なぜか動きがかたくなっちゃう…」
イラストをまじえながら
分かりやすく解説していきます。
・簡単な身体の描き方【基本】
・絵を上手く見せるためのポイント3つ
①身体のバランス
②手の大きさ
③曲線を意識しよう
・一番簡単に上達する方法
この記事を書いてる人 *花咲ちゆ*
・ちゃおで漫画
10作連続【受賞】の経歴を持つ
・「ココナラ」登録から約3か月で
販売実績100件&
プラチナランク達成
・専門学校【まんがイラストコース】で
学んだ経験有
簡単な身体の描き方(基本)
まずは、身体を描くための
アタリをとりましょう。
どうですか?
棒人間のようなカタチだったら
なんとか描けると思いませんか?
大切なのは、手や足の長さといった
パーツのバランスです。
ここをおさえておけば
デッサン狂いがへりますので
実際の人の写真と比べて
不自然なところがないか
確認しましょうね。
- 関節部分に〇を描くと分かりやすい
- カラダの形は自分の描きやすいものでOK
- それぞれのパーツの長さを確認する(最重要)
次は、先ほど描いたアタリに
肉付けをしていきます。
筋肉や脂肪を、アタリの線を目安に
くっつけていきます。
はじめは、カタチが分からず
難しいと思います。
ですが、数をこなしていくことで
上手な絵がかけるようになるので
コツコツ練習を
積みかさねていきましょうね。
絵をうまく見せる為のポイント3つ
ここだけおさえておけば
上手に見える!というポイントを
3つお教えします。
それは、こちらになります。
- 身体のバランス
- 手の大きさ
- 曲線を意識しよう
1つづつ、詳しく説明していきますね。
①身体のバランス
はじめは、身体のバランスです。
男の子と、女の子では
身体の大きさが違います。
この絵を見て下さい。
このように、男女では全く
身体の作りが違います。
なのでまずは
描きたい方をメインに
練習していきましょう。
男女のカラダの違いをまとめました
男の子 | 女の子 | |
---|---|---|
カラダ | 大きい | 小さめ |
ホネ | ゴツゴツ骨っぽい | ほぼ見えない |
背のたかさ | 高め | 低め |
ボディ ライン |
筋肉質または 骨っぽい |
細くて やわらかい |
もし、
「男の子なのに女の子っぽくなる」
「女の子なのに男の子っぽくなる」
こんな悩みがある場合
絵のどこかしらに
【男の子っぽい部分】または
【女の子っぽい部分】が
混ざっている可能性が高いです。
なので、
「どうしてそう見えてしまうのか?」
を考えて
思い当たる原因を
なおしていきましょうね。
また、
もう一つのポイントとして
くびれとヒジの関節は同じ高さ
手首と股の位置も同じ高さ
というルールを守ると
最低限カラダのバランスを
たもてますよ。
②手の大きさ
次は、手の大きさです。
初心者さんに
ありがちなミスは
「顔に比べて手がちいさすぎる」
という点です。
手のカタチ自体は、頑張って描いているのに
どこかおかしい…
そういう場合は、
手が小さすぎる場合が多いです。
この絵を見てください。
意外と、顔の大きさと
そんなに変わらないですよね?
それでもピンとこない方は、
実際に自分の手を広げて
顔をおおってみてください。
眉毛や口元を
すべて包み隠せるくらいの
大きさはありますよね?
なので、カラダを描いた時は
「手の大きさが小さすぎないか」
必ず確認してくださいね。
※ちなみに
女の子は手を小さめに
男の子は手を大きめに描くと
イラストとして見栄えするので
基礎練習が一通り終わったあとに
お試しください
③曲線を意識しよう
大事なポイントとして
身体のラインに「直線な部分」は
1つもありません。
この絵を見てください。
パッと見
まっすぐに見える腕ですが
実はすべて
わずかな曲線で出来ています。
そこを気づかずに
直線でかいてしまうと
「動きがカタい絵」に
見られてしまいます。
ですので、身体を描く時は
まっすぐな線がなくなるよう
意識して描いてくださいね。
一番簡単に上達する方法
この記事では、
「デッサン」「模写」以外の方法を
お伝えしましたが
一番最短でうまくなるのは
ポーズ集の模写⇒
オリジナルの絵を仕上げる
を繰り返すことです。
また、オリジナルの絵をかくにあたって
大切なことは
「想像だけで描かず
必ず実物を見ながら絵を仕上げる」
という点につきます。
これらを守って、
上手になるための最短の道を歩んでくださいね。
「模写やデッサンがきらい」
という気持ちは痛いほど分かります。
ですが、
20年以上描いてきた管理人が
最短で上達するには
「模写とオリジナルの繰り返し」
という答えにたどりついたので
だまされたと思って
練習を続けてくださいね。
他の方法よりも
格段に画力があがるスピードがはやいですよ。
【簡単な身体の描き方】まとめ
この記事では
【身体の描き方】
についてお伝えしました。
まとめると、こちらになります。
・カラダを描く時は、先にアタリをとる
(アタリの時点で、
それぞれのパーツの長さを
確かめるのが重要)
・絵を上手く見せる為のポイント3つ
①男女の身体バランスを意識しよう
くびれとヒジの関節は同じ高さ
手首と股の位置も同じ高さ
②手の大きさは、意外と大きい
③カラダに「直線な部分」は1つもない
・一番簡単に上達する方法は
【模写】をした後に
【オリジナル絵を完成させる】の
くり返し
※オリジナル絵を描く時は、必ず
参考資料を用意して描くこと
以上となります。
身体は、顔に比べ
複雑でむずかしく感じますが
一緒にコツコツ練習していきましょうね。