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【液タブレビュー】kamvas12(豪華版)を使った感想【コスパ最高】

kamvas12ブログアイキャッチ
Vtuberさきちゅ
イラストレーターの
花咲ちゆこと
 
お絵描きVtuberの
さきちゅです(*´ω`*)

 

今回は、HUIONさんにご提供いただいた
 
ご褒美やギフトにうってつけの
液晶タブレット
 
kamvas 12(豪華版)
 
の製品レビューを
させていただきます!

kamvas12で描いたイラストが
こちらになります

kanvas12レビューイラスト

 

Vtuberさきちゅ
実際に使った液晶タブレットで
 
イラスト制作している様子を
描きました

 
 
描いている中で感じた

・良いところ
・気になったところ

を前回同様
 

バッチリ本音で
書かせていただきます
ので

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

前回の記事

キーボード一体型ペンタブ
「KD200」のレビューはこちら

HUIONペンタブレビュー
【レビュー】キーボード一体型ペンタブレットHUION「KD200」を使った感想

続きを見る

 

 

液晶タブレットkamvas12(豪華版)の特徴

kamvas 12(豪華版)は

HUIONさんが初めて
「日本限定」で発売する

液晶タブレットのセット商品になります

kamvas12パッケージ

「日本限定」の名にふさわしい
 
赤い着物をきた女の子が
描かれており
 
とても可愛いらしい
パッケージとなっています

商品が届いたとき
このパッケージを見て

おぉ~っとテンションがあがりましたね

 
 
そしてなんとこの液タブ

「板タブ」としても使えるように
なってるそうです

 
 
普段は「板タブ」として利用し

お絵描きしないときは
「パソコン画面として使用する」

なんてこともできちゃう
 

万能タブレットなのです
 

kamvas12液晶画面

 

kamvas12のセット内容

kamvas12(豪華版)のセット内容は
このようになっています

kamvas12セット内容

kamvas12セット内容本体

kamvas12付属ケーブル類

 

kamvas12豪華版マニュアル系

kamvas12箱の裏

 

どうでしょう?
めちゃくちゃ豪華な品揃えですよね!

 

本体スタンドや手袋はもちろん

延長ケーブルやペンスタンド
クリーニングクロスや付箋、ステッカーなど

「必要なものは全部そろってます!」

と言わんばかりの

贅沢な内容になっています

 

個人的に、地味にありがたいと思ったのは
ステッカーですね

kamvas12豪華版付属シール

 
よく使うショートカットが

印刷されたシールがあるんですが

ボタンや
左手デバイスにはることで

どのキーに設定したのか
パッと見で分かるようになっています

  
 
わざわざ別売りでシールを購入する
手間が省けるので

すごく便利ですよね

 

kamvas12(通常版)との違いは?

 
今回ご紹介している
kamvas12(豪華版)ですが

実は、通常版も販売されています

 

「通常版と豪華版って
どこが違うの?」

と疑問に思う方もいると思うので

表で比較してみました

 

kamvas12(通常版)と
(豪華版)の違い
 

  通常版 豪華版
保証期間 1年 1年半
電源ケーブル類 別途注文する必要あり 最初から付属
ペンの芯抜き 芯抜きなし
(替え芯のみ)
芯抜きあり
(替え芯も付属)
手袋やクロスの色
本体の色 オレンジor黒

このようになっています

 

通常版のほうが
3000円ほどお安い
のですが

別途でusb-cや電源ケーブルを
単品注文する必要がある
みたいです

 

となると
結局追加料金がかかってしまうし

いざ届いてから


「ケーブルが足りなくて

使うことができない!」

なんてことになる可能性も
あるので

 

・どうしてもオレンジ色の本体が欲しい人
・すでに電源ケーブル系を持っている人

 
以外は、豪華版一択かな
と思いました


 

kamvas12(豪華版)を使用して良かった所10点

ここからは

kamvas12(豪華版)を
実際に使用してみて

良かったポイントを10点

ご紹介いたします

①パッケージが可愛い

kamvas12パッケージ

まずは、なんといっても
パッケージが可愛いですよね~

(※豪華版限定)

 
箱も大切にとっておきたくなるような
デザインですし

絵を描く方へのギフトとして
最適なパッケージだと思います

 
「中身が使えければ
箱なんてどうでもいい」

派の人もいるかとは思いますが

 

約3000円の差で

見た目が可愛くなって

同じ絵柄の
メモやシールなどもついてくるなら

「ちょっと奮発してでも
豪華版を買ったほうが

満足感が高そう」

と私は思いました

②セット内容が豪華

 

これも、豪華版のみなのですが

セット内容が豊富で

かゆいところに手が届く
ラインナップになってます

 

たとえば「延長ケーブル」

kamvas12延長ケーブル類

 

パソコンとつなぐときって、
どうしても

コンセントの位置との兼ね合いで

ケーブルが足りなくなるときが
あるのですが
 

kamvas12(豪華版)なら
最初から付属されているので

 

困ったときでも

電気屋さんに買い足しにいく
必要がないんですよね

 

そして、地味にうれしいのが
「芯抜き」です

kamvas12芯抜きと替え芯

↑替え芯の真ん中にある銀色のわっかです

 

ずっと使っていると、
芯が削れてくるので

 

いざ「ペン先を交換しよう!」
と思ったときに

芯が削れすぎて取り外せない
ってことがあるんですよね



(私は以前、それで困りました)
 

そういう時に

最初から付属してある
「芯抜き」があると

いざというときに便利だなぁと思いました

 

③色が鮮やか

kamvas12でイラストを描いている様子

液タブ画面の色が
めちゃくちゃ鮮やかです

 

これ、びっくりしたのですが
kamvas12の液晶って

すごく発色がいいんですよね
 

イラストを描いていて
ディスプレイと色合いを比べた時に

あきらかに色味が
液タブのほうがキレイにうつっているんです
 
 
それもそのハズ

驚異の

【色域sRGBカバー率120%】という
とんでもなく高い数値なのです

 

正直、
専門的なことはわからないのですが
 

いつも使っている
液タブよりも

「色味が鮮やかでキレイ!」
というのは

素人目でもわかったので

 
HUIONさんの液タブすごいな…と
素直に感動しました

 

④軽くてコンパクト

kamvas12本体の見た目

すごくコンパクトで軽いです
 

液タブって便利なんですが

結構机の上のスペースを
とるんですよね…
 

ですが、この液タブなら
コンパクトサイズなので

どんなところでも
使いやすくなってます

 
 
ほかの液タブやディスプレイと
大きさを比較するとこんな感じ
 
kamvas12の大きさと比較サイズ

↑27インチディスプレイ×2台と
液タブwacom16FHD(左)とのサイズ比較

 

大きな液タブが
置けなかったり

別の部屋で使いたいときなども

小さくて持ち運び
楽々なので

場所を選ばずに
イラストを描くことができます

 

それでいて
最低限の面積は確保してあるので

「小さすぎて描きづらい」
とはなりにくい

絶妙な大きさだと感じました

 

⑤液晶が熱くならない

kamvas12黒い液晶部分

長時間使っていても
本体が熱くなりにくいです

 
 
私が普段使っている
メインの液タブ(Cintiq pro16)は

すぐに熱くなってしまうのですが

 
このkamvas12は
画面の熱さがほとんど気にならなかったです

(※今が冬場だからというのは
あるかもしれません)

 
 

本体が熱くならない
+付属手袋が入っているので

手汗に悩んでいる方でも
快適にお絵描きできると思いました

 

⑥スタンドが便利

kamvas12付属スタンド

セットでついてくるスタンドが
すごく便利です!

 

使わない方は
ピンとこないかもしれないんですが

このスタンドがあるかどうかで
 
肩こり具合や疲労感が
全然違ってくるんです

 

kamvas12付属スタンド角度最低
↑角度を一番低めに設定したもの

kamvas12付属スタンド角度最大
↑角度を一番高めに設定したもの

 
 

スタンドの傾斜があるおかげで
長時間イラストを描き続けられるし

スタンド様様なのですが
 

液タブのスタンドって
別売りのことが多いんですよね

 
 

私がいつも使っている液タブも
純正品のものだと

スタンドだけで1万円以上したりして

お高いなぁと
いつも嘆いていたのですが
 

kamvas12は
安価なのにもかかわらず


スタンドが最初からセットになっていて

とてもうれしかったです

 

 

⑦ペンの描き心地(筆圧感知)が良い

kamvas12HUIONペン

ペンの描き心地がすごく良いです

 
具体的には

「やわらかい描き心地」と
「筆圧感知機能」が優秀です

 
HUIONさんのペンは

画面に触れた時の
感触がよくて

お絵描きが楽しくなるなあと思います

 

⑧ショートカットキーが付属している

kamvas12ショートカットボタン

液タブ本体に
ショートカットキーが付属しています

 

効率よく
お絵かきするのに必須な

ショートカットが
設定できるボタンが

最初から8個ついてるのは

すごく便利だなぁと思いました

 
 
ちなみに

左右対称のデザインに
なっているので

左利きの人は本体を回転させて

ボタンを右側カスタマイズも
可能かと思います

 

 

⑨スマホにつないで使える

kamvas12をgalaxyのandroidに繋げた様子

パソコンがなくても
スマホにつないで使う事が出来ます

 

こちらが実際に

スマホにkamvas12を
つないで描いた写真です

kamvas12にgalaxyのスマホを繋げて描いた画像

「え?面積せまい…」
と思うかもしれませんが

実はこれ、全画面にうつして
描くこともできるのです!

 

私は、クリスタに
月額課金をしていないので

狭いスペースになってますが

画像で使用している
アンドロイドのgalaxynote8には

DeXモードというのがあり

そちらを対応させると

ペンタブ側は横長の全画面で
表示することが出来る
んですね

 
 

ただし、スマホにつないで使えるのは

 
一部の機種のみとなりますので
 
対応機種は
こちらの商品ページ画像でご確認ください

 

 

⑩価格が安い

 

最後の魅力は
お値段が安いところです
 

このkamvas12(豪華版)は
これだけセット内容が豊富なのにもかかわらず

2万円台※という
激安価格で買えちゃうんですよね

(※2021年12月現在)
 
 

これ
めちゃくちゃ重要じゃないですか?

だって

いくら「性能がいいよ!」と
おすすめされた液タブでも

価格が20万円以上すれば
なかなか手がだせるものではありません
 

正直、この製品の一番の魅力は

「コスパの良さ」
だと思っています

 
この価格でこの性能の
液晶タブレットが買えるなんて

いい時代になりましたね

 

kamvas12(豪華版)を使用して個人的に気になった所5点

 
ここからは
イラストを描いていて

「気になったところ」を
5点ご紹介します
 

①視差が若干気になる

kamvas12イラスト

ペンと画面の描画部分のズレが

少し気になりました

 
 
ラフや色塗りでは
ほぼ気にならなかったのですが

繊細さを求められる
「線画」をしているときに
 

自分が思ったポイントに線がいかないことが
何度かありましたね

 

ただ正直、
当時18万円した液タブと比較してるので

そのくらいは
当たり前かと思いますし
 

ストレスになるほど大きなものではない
わずかなズレなので

許容範囲内かと思います

 
 

②ペンのサイドボタンが「押してる間だけ」の設定ができない

 

kamvas12のHUIONペン

これは、個人的に一番困りました

 
 
ペンの描き心地はいいし

ちゃんとペンのサイドスイッチも
2つついているんですが

これ、「切り替えボタン」なんですよね
 

私は普段

「サイドスイッチを押している間だけ」

消しゴムに切り替わるように
設定してるんですが

 

kamvas12のペンだと
 
一度消しゴムに切り替えたら
 
もう一度ペンに戻す設定
をしないといけないので
 

実質ボタンが1つ多く必要になるんです

 
(※今回は、消しゴムの変わりになる
描画色を透明色に変更で対処しました)

 
 

正直ここらへんは

私がいつも使っている液タブに比べて
感じた事で

はじめて買う方には
あまり関係ない話かと思いますので

頭の片隅にいれておく程度で
良いかと思います

 

③ペンの形が描画点を確認しずらい

wacomペンとHUIONペンの比較

これは
本当に些細なことなのですが

イラストを描いている時に
描画部分がいつもより確認しづらい

と感じました
 

多分、ペンの持ち手のボリュームと
ペン先の形状だと思うんですが

もう少し形がスタイリッシュだと
なお描きやすかったですね

 

 

④ショートカットキーに回転系がない

kamvas12のショートカットボタン

これも
できたらの「理想」なんですが

ショートカットキーに
回転系のものがあれば


なお使いやすいなと感じました

 
正直、左手デバイスを併用したので
全く問題はなかったのですが
 

絵を描く時は

・ブラシの大きさ変更
・拡大縮小
・角度調整

などを頻繁につかうので

 
液タブ本体についていたら
これ1台でまかなえるなぁと思いました

 

⑤画面が小さい

kamvas12の画面サイズ

これは
ものすごく個人的な意見ですが
 

コンパクトな分

液タブの画面が
小さく感じてしまいました

 

やはり「慣れている」
というのもありますが

スペース確保ができる方であれば
画面は広い方が便利
だと感じましたね
 
 

正直この点に関しては
本当に人さまざまで

画面が大きいと
 
手を動かす距離が大きくなり
つかれてしまう

という方もいらっしゃいますし
 

あくまで

「普段大きな画面で
使い慣れている人の感想」

と思っていただければ幸いです

 

液晶タブレットkamvas12(豪華版)の感想まとめ

kamvas12の製品レビューイラスト

今回は

HUION液晶タブレット
kamvas12(豪華版)を


レビューさせていただきました

 
 

ザッとまとめると
こんな感じです

製品特徴

  • 色鮮やかで発色がキレイ!
  • 安いのに性能がよくてコスパ最高
  • パッケージがおしゃれでギフトにも◎
  • ショートカットボタンが本体に付属
  • よくも悪くもサイズがコンパクト

 
この製品を一言で表すのなら


安いのに優秀な
コンパクトな液タブ

だと感じました!

 

個人的におすすめしたいのは

・学生で安い液タブを
 探している方

 
・子供さんの誕生日プレゼント
 などのギフト用

 
・デスクが小さいのでコンパクトな
 液タブをお求めの方

などには
ぴったりの液タブだと思います!

 

時期によってはクーポンが配布
されており

3000円ほどお安くなってたりもするので

 
ご興味ある方はぜひ
以下のリンクから

製品をチェックしてみてくださいね

 

 

この記事に出てきた
いつも使っている液タブや

板タブについての感想・レビューは
以下からどうぞ↓

 

★普段使用している液晶タブレット★

★キーボード一体型板タブレビュー★

★初心者におすすめの格安液タブ★

 

この記事が少しでも
参考になれば幸いです!

  • この記事を書いた人

花咲 ちゆ

【可愛い】と【癒し】が得意な
イラストレーター

クリエイティブなことが大好きで
日々新しいことに挑戦中(*´ω`*)

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