こんな悩みを解決します
「横顔がうまく描けるようになりたい」
「正面から見た時と別人になってしまう」
「描くときのコツや注意点を知りたい」
イラストを使いながら、
基本的な描き方やコツを解説していきます。
・横顔の描き方
・描く時のコツと注意点
・初心者にありがちな失敗例
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/自分のアイコン.png)
記事を書いてる人 *花咲ちゆ*
・雑誌ちゃおで漫画
【10作連続受賞】の経歴を持つ
・「ココナラ」登録から約3か月で
販売実績100件&
プラチナランク達成
・専門学校【まんがイラストコース】で
学んだ経験有
横顔の描き方
まずは、横顔の「アタリ」を描きます。
正面やナナメ顔と同じように
水色のペンで(または普通の芯でうすく)
パーツを配置するための
目安線を描きます。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方1.jpg)
上の絵を見本としながら
ゆっくりマネして描いていきましょう。
左が、横顔のアタリです。
できればとなりに
真正面の顔のアタリを
一緒に描きましょう。
こうすることで
「横顔だけ別人になる」という悩みが
少なくなりますよ。
(※描き終わったら、アタリの線は
消しゴムで薄くしてください。)
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方2.jpg)
次は、アタリを目安にしながら
エンピツで横顔を描いていきます。
最初は、鼻や口のバランスが
変になってしまうと思いますが
どのパーツが
どんな角度と長さで描かれているか
よく観察しながら
マネしてみてくださいね。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方3.jpg)
仕上げに、髪の毛をかぶせていきます。
ポイントは
真正面の顔を
そのままクルっと横から見ると
どんな形になるか
想像しながら描くことです。
こうやって考えるのは
結構むずかしいと思うので
少しの違いは
多めにみてもOKですよ。
描く時のコツと注意点
次は、描く時のコツと注意点です。
さきほどの「アタリ」だけでは
うまくいかないという方へ
じょうぎで「補助線」(ほじょせん)を
描く方法です。
さきほども取りあげた問題
「横顔が別人になってしまう時」や
「パーツのバランスが悪い時」は
ぜひ試してみてください。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方5.jpg)
⇑このように、じょうぎで
それぞれの位置を決めてしまいます。
気を付ける点としては、
最初からこの線をひくのではなく
「この絵、なんか変だな?」と思った時に
上から線を引いて
確認するとよいでしょう。
(初心者の人が
最初からひいてしまうと
ぎゃくに難しくなってしまいますよ。)
これをすることで
パーツの大きさや高さが
まちがっていることに気づけます。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方4.jpg)
【ナナメ顔】編でもやりましたが
黒目は、横から見ると
やや縦長のカタチになります。
頭の形に関する
よくある間違いとしては
横から見た頭を
縦長に描いていることがあります。
人間の頭は
意外と横幅があります。
奥行きがないと
構造的に不自然なので
よく観察してから描きましょうね。
横顔のフォルムに
決まったカタチはありません
なので
やわらかく丸みをおびたカタチや
キリッと鼻筋が通ったカタチなど
自分の絵柄にあったものを
描きながら探していってくださいね
初心者にありがちな失敗例
初心者にありがちな
失敗例はこの3つです。
・正面と、横顔が別人
・耳の位置が目に近すぎる
・首が変なところからはえている
あなたの絵に当てはまっているものは
ありませんか?
それぞれの解決方法は、こちらになります。
◆正面と横顔が別人
⇒パーツの大きさや
高さが合ってないのが原因
自分の絵に、補助線(ほじょせん)を引いて
正面と横顔の目のパーツの大きさをそろえる
◆耳の位置が目に近すぎる
⇒観察不足が原因
思い込みや、手癖で描いてしまってはいませんか?
実際に、自分でさわったり
写真で耳の位置を確認しましょう
◆首が変なところからはえている
⇒これも、観察不足が原因
人の首は、まっすぐではありません
実際の首の写真を見て
そこからデフォルメし
イラストが見栄えするカタチに
おとしこむとよいでしょう。
それが難しい場合には
簡単な方法として
すでに二次元になっている
アニメなどの絵を参考にしながら
自分の絵柄にあう表現(首の太さ)を
探していってくださいね。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/05/横顔の描き方3-1.jpg)
⇑この絵を参考に
自分の絵と「どこが違うのか」
考えながら描くことが
上達への近道です。
【横顔の描き方】まとめ
この記事では
横顔の描き方について解説しました。
まとめるとこちらになります。
・横顔を描く時は「アタリ」をとる
・「どこか変」な絵は
じょうぎで補助線をひいて
おかしな部分をみつける
・初心者がよくやる失敗は
①正面と横顔が別人
②耳の位置が目に近すぎる
③首が変なところからはえている
この3つが多いので
自分の絵があてはまっていないか
確認する
今回で
顔の描き方シリーズは終わりです。
次からは
各パーツをそれぞれ
掘り下げて解説していきます。
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/03/ゆこアイコンハート左笑う-300x300.png)
【顔の描き方】は
これで一通り終わりですね
萌ちゃん
これでお顔は描けそうですか?
頭でちょっと分かったけど
まだまだ全然うまく描けないや~
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/02/萌アイコン左笑う-300x300.png)
![](https://hanasakichu.com/wp-content/uploads/2020/03/ゆこアイコンハート左笑う-300x300.png)
知識を持ってるだけでは
うまくならないので
実際に描きながら
分からない所を調べるのが
絵がうまくなるための、最短の道ですね
次からは
瞳や髪の毛の描き方など
顔の中のパーツをメインに
さらにほりさげて
解説していく予定です!
できるだけ分かりやすく
「一緒に練習しやすい講座」を
目指して
がんばりますので
楽しみにお待ちいただければ
幸いです♪
初心者さん向けイラスト講座
【横顔の描き方】
についてお教えします♪
ちなみにこの記事は
真正面とナナメ顔からの
続きとなっています
【真正面から見た顔の描き方】
【ナナメ向きの顔の描き方】
むずかしそう~!
むずかしく感じるかもですが
慣れれば真正面より
カンタンに描けますので
一緒に練習していきましょうね!